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2007年12月30日 (日)

サインペンで年賀状の宛名書き

(素人が偉そうに書きます)
年賀状の宛名書きは年に一度、大ぴらに字の練習ができる機会ですが、筆記具によってどのように書くのが一番見栄えがするかが思案のしどころです。

今回は、たまたまサインペンしかなかったので、いろいろ考えた結果、篆書っぽく書くのがベストだという結論に達しました。
 楷書、行書、草書、隷書、篆書と字体はいろいろありますが、サインペンの特徴として太さが均一というか、同じ幅でしか書けない、また線が太いということがあげらることから、篆書(てんしょ)の特徴に一致します。

 篆書は現在では印鑑に使われているので目にする機会もありますが、篆書そのものでは非常識(というか私は書けない)なのであくまで篆書っぽくということです。

 篆書のお手本としては、秦の宰相李斯による泰山刻石が有名です。(自分も手本を持っていましたが、20年前のことゆえすでに所在不明です。)

 漢字の原型を残し、極めて芸術性の高い字体でありながら役所の事務には面倒なため、書きやすい隷書->草書->楷書->行書と後世に下るに従い簡略化されるわけです。

ここで、楷書->行書->草書ではなく、草書->楷書->行書の順であるのが少々意外なところですよね。^^

 中国の特筆すべき点として、極めて優秀な臣下=書の名人ということが挙げられます。
李斯、歐陽詢、虞世南、蘇東坡、顔真卿・・・等等
 また、中国最大の皇帝である唐の太宗もかなりの腕前を持っていました。
 歐陽詢の書体は日本の教科書体のもとに、顔真卿の書体は明朝体のもとになってますね。
そういえば顔真卿は中唐の時代の人ですが、なんで明朝体?
まあ、唐代に異端とされた書体が明代に標準となったということでしょうか。(よく知りません)

たしかに古来絶対的な存在であった王羲之の書風から見れば、顔真卿の書風は天地がひっくり返るほどの衝撃があったのではないかと想像してしまいます。

大分話がそれましたが、始皇帝の政治の原動力でもあった李斯が、漢字の歴史でも礎となったことは驚嘆すべきことであると思います。泰山刻石をいくら眺めても尽きない浪漫的なものがありますね。


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